こちらのページでは本校のマンツーマン体制のカリキュラムについてご説明をさせて頂きます。
まず、マンツーマン体制とは「先生と一対一でレッスンを受けるスタイルの学習方法」です。
本校では、午前と午後の組に分かれてレッスンが提供されます。半日コースでは、どちらの組であっても一日のレッスン時間は4時間で全てマンツーマン体制となっております。半年迄ご用意させて頂いている一日コースでは午前と午後を使って丸一日レッスン漬けとなるカリキュラムですので、英語習得に集中されたい方の為のコースとなります。
午前の組の場合は、8時~12時までマンツーマンレッスンが提供され、午後の組の場合は13時~17時までマンツーマンレッスンが提供されます。
マンツーマン体制であることで、語学力やコミュニケーションに不安を感じている英会話初心者の皆様であっても、更に意思の疎通が出来やすくなります。
マンツーマンでは1対1なのでレベル分けをする必要はありませんが、希望する学習内容(レベルも含む)に応じて教科書を変更することが出来ます。
グループ体制の学習と大きく異なる点としては、レベル分けの間違いやクラス内のレベルの違いや学習スピードの個人差による学習のストレスが発生しないことです。
勉強の成果をご本人様が確認する為のテストのご用意はございますが、あくまでも効率よく学習を進める為に活用するものですので、学校から強制をすることはございませんので各自でご都合に合わせてご活用頂きます。
授業においての細かな要望から教科書の変更まで、様々なアレンジが出来ますので現地で先生と相談をしながら自分なりにレッスンをアレンジすることが可能です。
フィジーでは、そのフレンドリーな国民性から現地の人々と簡単に仲良くなることが出来ますから、放課後は外に出て多くの友人を作ることが英語習得の最大の近道であってフィジーでの最適の学習方法です。
だからこそ、学校では周囲を気にせずに担任の先生と1対1で集中的に学習が出来る体制を整えることが大切になります。
本校が設立をしたばかりの頃(2011年)は、グループ体制の学校として開校しており、2年ほどはグループコースのみの学校として様々なことに取り組んできました。
ただし、グループ体制での学習では様々な問題が生じたためにマンツーマンコースを別途ご用意して二つのコースを両立させることや、マンツーマンとグループのレッスンを混ぜた時間割で提供することなどもしておりました。
そうした中で我々は「ほとんどの日本人留学生はグループ体制では大きなストレスを受けることになり、結果として不満足な留学になってしまう可能性が非常に高い」という結論を持つに至りました。
マンツーマンの利点を「会話量(時間)がマンツーマンの体制の方が優れている」と考える方が多いのですが、それも確かに異なる点ですが、実際はその程度の軽い違いではありません。
留学では学校の授業からだけではなく、学校外の放課後や休日においてもその環境によって学ぶことが可能であり、英語の成長だけではなく大きな意味での成長を得る為には、学校の無い時間の過ごし方が皆様の留学を大きく向上させるという理解はとても大切です。
でも、これは「学校の空き時間に外で現地の人と話すから会話量の確保において、マンツーマン体制は重要ではない」ということではありません。
具体的に想像がしやすいように、数字を使って説明を致します。グループ体制ならば少ない場合は1(先生)対6(生徒)の比率で多い時は1(先生)対12(生徒)となります。また、学校や特に初心者の最もケアが必要なレベルにおいてはその人数が更に増えます。
それは留学をされる方の多くは英語初心者であり、初心者のレベルに入る方が語学学校では自然と多くなりますので、クラス内の生徒数が少ない状況がより求められる初心者のレベルにおいてこそ、逆に多くの生徒を一つのクラスで教えるという矛盾した状態になります。
そういった授業を行った場合は、学校では日本人に囲まれてほとんど発言をしないことや、又は英語のわからない日本人同士で拙い英語を話し合うという状況になり、学校の無い時間に外で現地の人と話せば1(先生)対1(生徒)という状況になります。
教育は実際には先生と生徒の比率だけで優劣が決まる単純なものではないとしても、皆様は現地で留学をして過ごすほどに「グループ体制ならば学校に行かない利点の方が多いことを実感」致します。
それは留学で英語習得を目指すほとんどの皆様は学問としての英語教育ではなく、英会話を習得(練習)する目的の英語教育を求められているからです。その為に、集団で先生の授業を聞いたり日本人同士で英語で発表をしていても、求めているものとのギャップが大きすぎてストレスを抱えてしまうのです。
その為にグループ体制での留学だと、次第にモチベーションが失われるのです。学校に行けばいくほどにモチベーションが失われるのですから、何年もグループレッスンを試行錯誤をした身としては否定し難いですし何とも悲しい事実ですが、その試行錯誤の経験があるからこそ我々はグループレッスンならばレッスンの無い空き時間の方が価値があることを十分に理解しています。
きっとあまり詳細な説明がなくとも多くの方がマンツーマン体制の方が優れていることはお分かりになると思いますが、それでも海外語学学校でグループコースが存在している理由は、留学初心者の多くの方はこの二つの違いの大きさをご存じないことが多いからだと思います。
英語を教えることをしている本校でも創業から8年かけて、ようやくグループコースが日本人留学生に適していないことが分かったくらいです。
経営という面で考えれば皆様に説明をしてわざわざ利益率の低いマンツーマンコースを提供するよりも、学校として利益率の高いグループコース(客単価は倍以上です)を提供した方が圧倒的に学校の利益に繋がります。
また「少しでも安い」留学を求める方だと明らかに悪い体制(グループコースとマンツーマンコースでは実は明らかいにマンツーマンコースの方が優れています)であっても、目先の少しの金額の安さの方が魅力を感じやすい(売り易い)からです。
そういったフィジー留学(本校以外はグループレッスンが主体)の流れに逆らって、本校は様々な工夫(何年もかけて徹底的に無駄を省き、効率を高めた結果)を行うことで他校のグループコースよりも安価な金額でマンツーマン体制の留学を皆様にご提供することが出来るようになりました。
同時にグループコースのご提供を廃止して、以前からご提供していたマンツーマンというフィジー留学を希望される皆様が選ぶべきコースだけをご提供することとなりました。
2019年7月現在、本校は「フィジーで最も安く最も分かり易い高品質な態勢(1対1)を確約することが出来る唯一の語学学校」となりました。
宣伝を必要最低限しか行わない経営方針ですので、本校を見つけるには皆様の努力も必要になりますが、真面目に留学に悩まれている皆様にご活用されるべく運営をしております。
また、本校では留学における「授業の無い空き時間の重要性」を十分に認知しておりますので、過去に取り組んできた様々な活動の内容(ボランティア活動や起業活動又は研究活動)を現地にてご紹介させて頂いております。
本校のこういった取り組み一つ一つは、とても真剣なレベルで行っていますので、英語習得だけではなく様々な経験を積まれたい皆様は、是非ともそれらの活動へのご参加もご検討頂ければと存じます。