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メルマガ【BlueWill】牧場便り~七転八倒エピソード2~

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前回はシリーズ一回目に関わらず、何故か
穴掘りについて語り続けてしまいましたので、


今回は農場に着く道のりまでをご紹介
しようと思います。

もう農業だとか、畜産だとか、そういった
こと以前の問題で、

この雨季では「今日は農場に行けるかな?」
という時があります。

何と言っても、農場までの道のりはガタガタ道を
行きますし、山の中に入っていくからです。

雨が降れば、橋を渡れなくなりますし、
土がぬかるんでしまえばタイヤが空転
して前に進まなくなってしまいます。

まぁ、雨季の時期だけの問題ではあるんですが、
それでも約3ヶ月くらいはこういったドキドキの
日々となります。

なぜドキドキするかと言うと、動物がいるので
エサが切れてしまえば「全滅」するからです(笑)

苦労して育てた豚や鶏が「それだけのこと」
で終わってしまいます。

自然災害での被害地でも同じだと思いますが、

運送の問題ってそのまま利便性の問題になる
ことがよく分かります。

日本は何処でも道路がきちんとしているので、
何でもあるのだと思います。

とは言うものの、フィジーの道路もガタガタ道
ながらも整備はされています。

だから本当に「行けない」となるときは今の所
ありません。

「行くのが難しい」程度です。農場の近くに
車を止めて、数メートル先が見えない大雨の
中を水着で1キロ行軍とかです。

でも、農場内は違います。

農場が広いので移動に車を使うのですが、この車
が戻ってこれなくなる時があります。

傾斜になっているので、下の方に車を置けばもう
脱出が出来なくなります。

土の表面が少し濡れてしまうだけで、タイヤの
食いつきは驚くほどに落ちます。

この脱出をするのに総勢5人で3時間くらいかけて、
ヒルクライムの低速ドリフトをして、最後は結局
トラクターで引っ張るという始末。

雨が降らなければ水やりが大変になりますし、
雨が降れば農場に行くことも大変になりますし、

晴れ過ぎれば暑すぎて作物が死にますし、
晴れなければ作物が成長しませんし、

小さなころから親に「物事はバランスが大切」
と言われてきましたが、

大自然にも無言で厳しい人生訓を教えて
頂いています。

耕した畑が、大雨が降っただけでその一部が
沼になってしまったことには驚愕です。

でも、こんなに反省しているのに自然は
一向にその勢いを緩めません。

この雨季がもうすぐ終わりますが、その後は
嫌になるような乾燥した晴れ続きの日々が
待っています。

・・・本当、自然とだけは共存するしか
ないですよね。

今回は、「牧場便り~七転八倒エピソード2~」を
題材とさせて頂きました。
楽しんで頂けましたでしょうか?

いつも「いいね」して頂いてありがとう
ございます。


また次回をお楽しみに~


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