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メルマガ【BlueWill】牧場便り~七転八倒シリーズ1~

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最近は生徒さんにばかりメルマガをお願い
しているので、今回は僕が書いています。


僕は26歳の時に語学学校を創り始めて、
その時には本当に何も知りませんでした。

それが今では大工仕事から水管工事から
ある程度のことは自分でやれるようになり
ました。

語学学校の経営でなんで大工工事?と思う
かも知れませんが、実はフィジーではこの
能力は最低限必要だと僕は思います。

日本の凄さは「分業」が進んでいることです。


一生を「ある種のネジを作るだけ」で終える人
もいる社会で、物足りない感じがあるかも知れ
ませんが、だからこそ辿り着ける境地があります。

でもフィジーではその分業が全く進んでいない
ので、全てを自分でしなくてはなりません。

そんな環境で経営をしているので嫌でもそういった
技術は身についてしまいます。

業者に連絡をしても電話でない時とかありますから。

だからそれなりに自信があったんです。
「俺ならばやれる!」と。

だから、僕は農業をなめている訳ではありませんし、
相当大変になるであろうことをよく分かっていました。

youtube動画で農業の先輩方のコメントを見ると
「農業の過酷さ」は本当に覚悟していました。

でも、フィジーの農業・・・マジでやばいです(笑)

まず、日本と違って四季がない分だけ作物の
作成のスケジュール(旬)が楽だと思って
いたんですけど、

これがまた「微妙にある」のが厄介なんです。

フィジーの温度差は年間だとほとんどないん
ですが、一日だと結構あります。

それが人だと服を着るとかありますが、
野菜は常に全裸です(笑)

寒冷紗やマルチやらということは出来ますが、
季節を考えて野菜を作ることは農業の基本です。

しかも本校の農地は山の中にありますから、
朝はパーカーを着ても寒いくらいだし昼は
屋根の下でも暑いくらいです。

そうこうしながら苦労して畝を作っていくん
ですが、地面が固い固い(笑)

きっと皆さん「笑ってしまう」固さです(笑)
多分、10回スコップを土に刺したら5割の人は
諦める固さです(笑)

僕の個人的な経験としてはあの農地の土1mを
三つ掘るのとコンクリートに1mの穴を開ける
のだと、

大体同じくらいの労力だと言えば分かる
でしょうか?

僕は自分に厳しい方なのでそれは「勘違い」
だと決めつけて掘り続けました。

固くない、固い訳がない、因みに夢の中でも
穴を掘っていました。

案の定、右ひじを壊して未だにきしみます。

以前に風邪をひいて喉がおかしくなった時も
「気合の問題」だと決めつけて「無視」した
結果、3週間声が出なくなったことがありましたが、

実は昨日針金を曲げる作業をやり続けて握力が
なくなって、タイピングは出来ますが拳を作る
ことが出来ません(笑)

体からのサインは皆さんも耳を澄まして聞いて
あげた方が良いと僕は心底思います。

話を戻しまして、それからもやっぱりなんとか
堀ります。とにかく土が固いのですが掘らない
と話になりません。

書籍で読んだ「深く掘ると固い部分が出てくる」
というのが本当だと、それこそ鉄のような固さ
の土が出るかと思いましたが、

表面から下まで一貫して同様にバリ固の土で、
鉄鉱石がでなかったのが幸いです。

粘土で、石がまじって・・・・もうボコボコに
やられています。

面白いことに穴の形が真四角でまるでマイクラ
で穴を掘ったみたいでした(笑)


*マイクラ→マインクラフトというTVゲームです。


マイクラだと2秒くらいですが、現実だと30分
という違い・・・もう本当にやばいです。

やっと掘れた穴を今度は埋めていきます。
土を柔らかくする目的なので、とにかく
土を砕いていきます。

3回ほど熱中症で倒れて翌日に学校のオフィスで
椅子に座りながら半分気絶して、

ようやく気付きました。

「トラクターがいる」

・・・これ、続編をまた書きます。


タイトルに負けないくらい挑戦しまくっています
から、面白いシリーズになればと思います。


動画も所々で紹介してきますね~。


今回は、「牧場便り~七転八倒シリーズ1~」を
題材とさせて頂きました。
楽しんで頂けましたでしょうか?

いつも「いいね」して頂いてありがとう
ございます。


また次回をお楽しみに~


このメールにそのままお返事頂くと
僕が直接全部お返事しますので感想、
ご質問、ご相談など、ご連絡下さい。

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