長期留学を勧める理由
【留学期間をお話しする前提として】
多くの場合において留学期間を選ぶことが出来る方は少なく、限られた予算や時間の中で少しでも留学で英語を習得しようとされる方が多いのですが、実際に留学は成長を促進させる舞台であって、そこで成長をするにもある程度の期間がどうしても必要になってきます。
本校ではその期間を6ヶ月としており、今までの経験から英語習得の範囲において留学期間が6か月あれば一通りの内容をお伝えすることが出来る為ですが、これらには個人差があってそれ以上の期間を必要とする場合もございます。
そこで、留学プランを考える上で最初にご理解頂くことは留学期間と目標は関係性が強いことです。このことをよくご理解頂くことで、留学プランを作成する上で最も多い失敗である「間違った目標・間違った期間で留学を計画すること」を避けることが出来ます。
6か月未満の留学であっても本人の努力次第で乗り越えられる壁もありますが、留学前の段階からそういった根性論で計画をすることはあまりお勧めできません。
それは、そういった留学の中心となるべきことをご本人の努力だけで解決をしようと計画をすることは、ご自身で自らを苦しい状況に追いやってしまう行為になってしまうからです。
それに、留学は見知らぬ海外で生活をすることからスタートしますので、そこにはホームシックやカルチャーショックに悩む可能性もありますし、それを乗り越えるための期間も必要になります。
短期留学は、その取り組み易さ(留学のしやすさ)としては素晴らしいプランですがその内容には限界がありますし、1年の留学を本来のものと考えるならば、短期留学はあくまで留学の入り口を体験するだけのものとなります。
留学を開始するうえで最も準備の難しいことが、留学期間の確保ですから短期留学はそういった短期での留学しか選択が出来ない方の為の留学プランとなります。
もちろん、留学期間が長期であれば正解という訳では無く、大切なことは各留学期間で内容が変わることを理解した上で、各々が期間と目標を見極めて留学をすることだと思います。
【それでも長期留学を勧める理由】
本校が長期での留学をお勧めする理由は、英語習得を区切りの良いところまで進めることや、留学での体験を深いものにして満足度を上げることもありますが、何よりも長期留学でしか分からないことが多いからです。
留学の内容がどういったものになるのか、それがどういった成果を掴んで、その後の人生でどういった影響を与えることになるのかは、長期での留学を経験しなければ分かりません。
自らの主体性を持って経験を積んで、自らが掴む成果があるからこそ留学をするのであって、ただ海外現地に行って暫く過ごすだけでは海外旅行と大差が無くなってしまいますし、そういった主体性を発揮するにしてもある程度の時間が必要です。
短期の留学は刺激に満ちたものになりますし、特に3ヶ月の留学は「留学を楽しむ為の期間」として最適です。
1週間程度の期間で、その国のことをあまり知らずに終わってしまう海外旅行に比べると「楽しさ」の部分でも圧倒的に高いものとなりますし、それだけ深い思い出も作れます。
それに、破格の費用で海外生活を体験することが出来ることも特典だと思います。
それでも、本校の目指すところは留学という舞台での皆様の成長であって、英語習得です。英語学習という「長い時間と忍耐を要する科目」に取り組みながら、留学という舞台で「成長する」ことを6ヶ月以上の期間で行うことで内容が全く異なります。
これから留学を検討されている方の中には、フィジーでの留学に不安を持っている方もいらっしゃると思いますが、この国はとても魅力のある国で特に日本人にとっては「とっても面白い経験」が出来ます。
また、留学を2回するということはある意味で失敗を示しており、そう考えると一回限りのフィジー留学で短期の期間を選ぶことは、その価値を知る立場としては「知らずに終わる期間を選ぶのは非常にもったいない行為」だと思います。
前述したように長期留学の価値は、実際に長期での留学をしてみなければ分かりませんが、留学を知る者としては是非とも長期で留学を皆様にご検討頂ければと存じます。
このような理由から本校のように、留学の内容を把握していて皆様の成長と英語習得を考える立場としては、少しでも長い期間での留学をお勧めしております。